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オリジナル着物
工房紹介
当社オリジナル着物のご紹介

■小袖復元
現在の着物の原型とも言える室町時代からの小袖をて丁寧に復元し、現代の着物に仕上げています。
写真は、重要文化財「縫箔紫練緯地段花菱円草花模様」を復刻し、訪問着として染め上げたものです。
縫箔紫練緯地段花菱円草花模様(ぬいはくむらさきねりぬきじだんはなびしえんくさばなもよう)は、安土桃山~江戸時代(16~17世紀)に当たる慶長年 間のもので、静岡の平野美術館が所蔵しています。
京都・桂女の家に伝えられたもので、やや茶色に変色した深い紫地に、刺繡と金箔、絞り染で細やかな模様をちりばめたシックなデザインは慶長期の特色です。

■西陣御召 吉祥御召 オリジナルコレクション
御召とはもともと京都西陣一帯で、約三〇〇年以上前から織られていたという長い歴史があり、徳川十一代将軍家斉が好んで着用したことから、御召と言われるようになりました。ちりめん生地が後練り、後染めに対し、御召は絣、縞に代表されるように織る前に糸を染める先染めであり、御召緯といわれる強撚糸を織り込むことにより表現されています。御召は御召縮緬の略称でちりめん生地の美しさを兼備え、テリ感とやや固めのシャリ感があり、かつてはお殿様に献上された御召をイメージしながら創作致しました。
西陣吉祥御召は角度を変えたり近づく色や柄が浮き出す今までにない表現が特徴です。また、反物の幅も通常の一尺ではなく一尺五分と広げています。

■八丁撚糸紋意匠 色無地 小花更紗紋



